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天正年間(1573~86)、岸和田城は根来・雑賀衆に攻められ、落城寸前であった。その時、大蛸に乗った一人の法師と数千の蛸がどこからともなく現れ、凄まじい勢いで敵兵をなぎ倒し、城の危機を救った。その数日後、城の堀から矢傷・玉傷を無数に負った地蔵が発見され、場内に大切に収められた。文禄年間(1592~96)からは、天性寺内にある日本一大きな地蔵堂に移され、今に至る。境内には一切蛸を食べずに願をかける、風変わりな蛸絵馬が無数に奉納されている。また、参道入口左側の石標「たこちそう」の字は、江戸時代の書の大家・池大雅の書であると伝えられている。最寄り駅の南海本線蛸地蔵駅天窓には蛸地蔵物語のステンドグラスがはめ込まれている。
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寺院
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